2016.06.08

ピロリ菌について 1

これまでの診療の中で、数千人にも及ぶ患者さんのピロリ菌の診断と加療に携わって参りました。
これから、ヘリコバクターピロリ菌(ピロリ菌)につきまして、日々の診療の中で患者さんから受けた質問を中心に、少しずつお話ができればと思っております。
不定期になってしまうとは思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

ピロリ菌の除菌は、約3年前の2013年2月に慢性胃炎に対しての除菌治療が保険診療に適応拡大となってから、より多くの患者さんに除菌治療を行うことが可能となりました。
近年は、上下水道の整備が整い、10-20歳代での感染率は10-20%とされておりますが、60歳代では40-50%とまだまだ高い感染率が報告されております。

そのような中、昨日の内視鏡検査でもお二人の方のピロリ菌感染が判明しました。
この検査は、胃の粘液や粘膜の一部を採取することで、試薬が黄色からピンク色に変化するというものです。
中には数秒で感染が分かる方もいらっしゃいます。
また、血液検査ではピロリ菌はいないと言われたのに・・・と陽性の検査結果に驚かれた患者さんもいらっしゃいました。

胃痛・胃部不快感などの自覚症状のある方はもちろんですが、ご自身の胃の状況がはっきりと分かっていない方、もちろんピロリ菌の感染がご心配な方、お気軽にご相談いただければと思います。

                  すぎやま内科皮フ科クリニック

 

ピロリ菌陽性の時にピンク色に変化します。隣の黄色(陰性)との差は一目瞭然ですね。
内視鏡検査後のピロリ菌検査は保険適応となりますのでご相談ください。

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